「たなばた」

今日は七夕。
友人は毎年、大きな笹を用意して飾りつけをし、
短冊に願いごとを書くのだそう。

七夕といえば、小学校の頃、クラスに1本、大きな笹が用意され、
それを飾って短冊をつけるのがとても楽しかった想い出があります。
笹はあまりに大きかっため、廊下に寝かせたまま飾り付けをし、
短冊をつけ、出来上がるとみんなで抱えて校庭へ。
そこへ力持ちの先生がおもむろに登場し、
「よいしょおーう!!」と一気に起こす・・・という一大イベントでした。
さっき自分が付けた短冊が一気に手の届かない所で風に揺れ始めると、
なんだか本当に願いごとが叶いそうな気がしたものです。

それから十数年後のこと。ひとり暮しをしていた頃のある日、
街角の花屋さんで大きな笹が売られているのを発見。
それは花屋の天井にも届く勢いで七夕オーラを放っていました。
一度は通り過ぎたものの、なんとなく気になり戻って再チェック。
よくよく聞いてみると、大掛かりな笹だと思っていたそれは
細い笹の集合体で、1本ずつはそう太いものではありませんでした。
家の近所にはこんなふうに売っていないなあ。よし、買おう!
あの小学生の頃の想い出が一気に蘇ってしまい、家まで遠いとか、
そういう邪念(?)とは取り合わないことにしました。

実際、家までは地下鉄を乗り継いで帰らなくてはならず、
「すみません、長いでーす」と断りつつ 地下鉄を乗り降りしたのは
きっとあれが最初で最後でしょう。

ようやく持ち帰った私は、やっぱり床に寝かせたまま飾り付けをし、
飾り終えて一気に笹を起こしました。
あの時のように立派な笹ではなかったけれど、
風に揺れて笹の葉が歌のとおり”サラサラ”と言ったのが嬉しかった。
小学生の頃と違ったのは・・・当時25歳が書く短冊の本気度でしょうか。

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by cherry_icecream | 2007-07-07 22:31 | イラスト


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