「取り組み」

街中どこもかしこもエアコンの室外機から熱い風がブンブン。
はー!これでまた街の気温が高くなるのね・・・

環境問題として取り上げられる原因は、季節を問わず
ゴロゴロと沢山ころがっている今日ですが、
”環境問題にいかに取り組むか”という議論を見聞きするにつけ、
いつも思い出す人がいます。

それは、学生の時、同じ学部にいたエミちゃん。
とても勉強熱心で、友達も多く明るい彼女。
そして、彼女ほど徹底して環境問題に取り組んでいた人は
他にいませんでした。

まず、彼女は割り箸を使いませんでした。
学生食堂で食事をする時もお弁当を買う時も、
笑顔で割り箸を辞退し、バックからマイ箸が出てくるのでした。

そしてペットボトル。
リサイクルされるのだからいいのでは?・・・と思うのは
シロウト考えというものらしく、断固として水筒持参を貫いていた彼女。
冬には湯のみを使い、可愛く両手を温めていました。
(一体あの湯のみはどこに仕舞ってあったのだろう)

そして電力。
彼女と同じ語学のクラスだった友人の話によると、
毎時間、先生に電気を消すように指導。
「こんな明るい昼間に、蛍光灯の光は必要ありません」
(確かに小さな教室には奥まで外の光が届いていましたが・・・)

そしてさらに、回りの身も案じてくれます。
髪をオールバックにした友人の眼をまっすぐ見て、
「ジェルは頭皮に良くないのよ」
と笑顔でさとすエミちゃん。

ところが数日後、遠くに見かけたエミちゃんの前髪が
ウェットな感じに立ち上がっていたのです。

みんなが心の中で”どうした!エミちゃん!”
と思っていると、エミちゃんが笑顔でやってきて、

「みて!!」

エミちゃんは綺麗な長い黒髪でしたが、そのおでこに
立ち上がった前髪は、輝かんばかりに美しく整っていました。

「どうしたのエミちゃん、前髪!」

聞くと、エミちゃんは小さくうふふ、と笑って
「なんだと思う?」
私達は何一つ答えを挙げることもできずに考えていると、
しびれを切らしたエミちゃんが教えてくれました。

「これね、卵白なのっ!」

ら、ランパク!!!
さすが!!さすがエミちゃん!!
その場にいた全員がウーンと唸り、順に触らせてもらいました。
卵白による髪のホールド力はスペシャルハードでしたが、
この場合、呼び名としてはナチュラルハード・・・
というのが相応しいのでしょうか。

今、一体エミちゃんはどこに住み、どんなことに、
どうやって取り組んでいるんだろう。
環境問題の識者も、エミちゃんから学べることは、
まだまだきっと沢山あると思うのですが。
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エミちゃんは、
空手も得意で力持ち。
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by cherry_icecream | 2007-08-18 17:44 | イラスト


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