「タルトとココロの余裕の関係」

年末はどうしても外食の機会が増えますし、
自宅にいる時くらいはなるべく余計なものを
食べずにおこう・・・と思っていました。

・・・いました。

買い物のためにあるお店を目指す途中、
夫が唐突に思い出したのです。

「この道通るんやったら、キルフェボンが近くやな」

「(動揺)・・・でも今ね、家にたくさん甘いものあるのよ」

「それとキルフェボンのタルトって・・・同じか?」

「・・・同じじゃないね。全然ちがうね。」

違いをハッキリと確認しおえた頃には、黄色い明かりのついた
可愛いお店を目指してすっかり早足になっておりました。
私って、なぁんて意志が弱いの!

正面のドアを開け中に入りショウケースを覗いた瞬間、
”自分の意志の弱さもいいものだ”と心から思いました。
そう言えば、前回このお店に来た時は真夏でしたから、
タルトの上にのっているものが全然ちがっています。
なんていい時期に来たのでしょう。すっかり秋冬コレクション。

悩みに悩んだ上で4つ買ってみましたが、
「しみじみ秋冬だ」の2品がこちら。

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しょうがとチョコレートとラフランスのタルト。
一口目は「ワーオ!ショウガ!!!」
というインパクトがありながら、
口に運ぶうちにすっかりチョコレートと
ラフランスの甘さとマッチ。
ううむ・・・と味わいつつ飲むコーヒーの、
またすばらしく美味しいことよ。


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もう一つはサツマイモのタルト。
ダイレクトなお味。
上に乗ったさつまいものスライスが、
予想外にシャキッとした食感で
これまた新鮮なあじわい。


店内は老若男女で混み合っていましたが、
沢山の種類のタルトを目の前に迷っている人々は、
自然とみんな微笑んでいるのでした。
カフェ席がなかなか空かなくて待たされようとも、
テイクアウトの会計順がなかなか回ってこなくても、
基本的にみんなうっすら笑顔。
待たされているのがもしも電車だったら、
きっとこんな顔じゃなく、険しさが滲んでくるのだろうなあ。

「待てる」というこの心の余裕。
タルトって、つくづくすばらしい食べ物です。
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by cherry_icecream | 2007-11-26 10:25 | 写真


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