「解禁」

福岡に来て驚いたこと、それはお魚が異常に美味しいことでした。
そんな中、開眼したものといえば、なんといってもやはり鯖でしょう。
こんなに日常的に鯖のお刺身が食べられるゼイタク。

そんな「サバ的夕ご飯」を食べたある日、夫が叫んだのです。

「かーゆッ!!!なんや、体メッチャかゆいわーーー」

みると、ガアアアアアアン!!!
体中にミミズ腫れができて、その晩は高熱。
翌日、這うようにして皮膚科へ行くと、

先生:「サバアレルギーかも・・・生では食べないで下さい。」
夫 :「(ガーン!!)」

この素晴らしき環境下で鯖のお刺身が食べられないなんて!!
落胆しつつ、それからひと月後のこと。
今度は、鯖のみりん干しでも同じ症状が出たため、再び皮膚科へ。

先生:「うーん、体調によるんだけどね・・しばらくは鯖食べるのガマンして」
夫 :「しばらくって・・・どのくらいですか?」
先生:「うーん、二年くらいかな。」

にねん。

こんなにもたいそうな年月を、アッサリと言い放つオニのような先生。
しかし、かゆみは相当のモノだったらしく「またああなると思うと恐ろしい・・」と、
夫は言われたとおりホントに二年間、鯖を口にしませんでした。
そしてそして最近、ようやくその二年が経過したのです。

先日、夫の誕生日と結婚記念のお祝を兼ねて和食屋さんへと出かけたのですが、
おおお!・・・お造りの中に、鯖を発見。
カウンター席だったので、こっそりと、

私:「鯖だね・・・」
夫:「ほんまや・・・でもなッ!今日という今日は食べるで!」

確かに”鯖・解禁日”として、その日は最高の日取りのように思いました。
念のために、ひときれだけ。

ドキドキ・・美味しいぃ〜!ドキドキ・・・うまああい!!
せめぎあう想い、押し寄せる不安。
2年振りの鯖のお刺身は、不安より感動のお味が圧勝のようでした。

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その後、体に異変はなし。
最後のコーヒーを頂く頃には、
サバを食べたことすら
うっかり忘れているくらいでした。
バンザイ!!!

ある意味、この日これが一番おめでたかったりして!?

”今日が オットの サバの記念日”
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by cherry_icecream | 2008-03-12 18:46 | 写真


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