「特訓」

目下特訓中・・・恥ずかしながら書くと、その特訓していることって、
「梅干しを食べること」です。

梅干しの他には一切好き嫌いがないのに、これだけは苦手・・・
だからこそ、この一つをなんとかクリアしたい。

何事も第一印象というのは大切だなと思いますが、
私が今現在、この特訓を重ねなければならないのも、
「第一印象」が大きく関わっています。

私が梅干しと鮮烈な出会いを果たしたのは、忘れもしない、
幼稚園にあがった時、人生初の遠足の時でした。

遠足で一番の楽しみといえば、お弁当。
その日の私のお弁当はサンドウィッチで、
一緒にお弁当を広げた仲良しの子はおむすび派でした。

「それじゃあ、とりかえっこしよう♪」

ということになり、私はおむすびを一つもらったのですが、
カプリと食べてビックリ、その中身が梅干しだったのです。

私は当時、まだ梅干しというものを食べたことがなかったので、
「梅干しとは酸っぱいものだ」とか「酸っぱい上にしょっぱい」とか、
「日本人なら何はなくとも梅干しだよね」とか、
とにかく何の情報も持たないまま突然味わってしまった・・・
言ってみれば、インドの人がなんにも知らずに
梅干しを口にいれてしまったのと同じ状態です。

その時私はツラいながらも、友人のおむすびをなんとかちゃんと
飲み込みたい!!と、精一杯努力しました。

モグモグモグモグ・・・なんだろう。
ゆみちゃんはコレを笑顔で食べているけど、一体なんなんだろう。
作り笑いの下で錯綜する記憶(錯綜するほど記憶もないんですけど)・・・

「梅干し=顔色をかえないよう努力して食べるもの」

この揺るぎない公式が、あれから30年近くたった今も私を苦しめています。

きっと、ピーマンが食べられないとか、ニンジンがキライとか、
そういう子たちも絶対に第一印象が悪かったのだと思う。
なるべくなるべく、ちびっこ達が食べ物といい出会いが出来ますように。

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しかしよく考えると、その友達は幼い頃から梅干しを食べていたんだなあ・・・
今も、たまに梅干しを頬張るちいさな子を見かけると、
思わず「偉い、偉いぞぅ!!!」とつぶやいてしまいます。
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by cherry_icecream | 2008-03-25 18:40 | イラスト


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