「ナゾの段ボール箱」

まだまだ段ボールがいくつも残る落ち着かない部屋ですが、
ゆっくりと新しい生活がスタートしています。

さて、段ボール箱・・・といえば、
この引越しで「ナゾのひと箱」がありました。

それは、引越しの荷物が福岡の家を出た翌日の出来事です。

福岡・東京間は距離があるため、引越しの荷物は翌日届きません。
中一日の時間が必要で、だからこの日は私たち人間の「移動日」でした。

東京へ到着、騒音だらけの駅を歩いていると、携帯に着信。
知らない番号でしたが、引越しのことかもしれないと出てみると、

「あのー、荷物が届いてるんですけどねえ、
いらっしゃいますでしょうか〜」

うわうわ!どうしましょう。
そして、はてさて?それって、どちらの家のことだろう。
この日は引越し中日。
私たちは事実上、どちらの家にも住んでいないことになっていますから
ちょっと慌てて聞き返しました。

「すみません、実は福岡から東京へ引越しをしている最中でして、
お届け頂いている住所はどちらでしょうか。」

「そうなんですか、東京ですよ」

短時間に、すごく一生懸命考える。

住所も引越しの日にちも知っているような人・・・家族?
でも事情を分かっているから、こんな日に荷物を送らないはず。
そこで、再び聞いてみました。

「あの、どちらからの荷物でしょうか」

「・・・ウォ・・ンビン様からです」


ああああもう、駅がうるさ過ぎて、
これまでの会話もうっすらとしか聞き取れていなかったのですが、
困った困った。これは明らかにちゃんと聞けていない・・・

「すみません、ちょっとこちらが騒がしくて。
もう一度お願いできますか。」

「・・ウォンビン様からです。」

「本当にすみません、もう一度、ごめんなさい!」

「・・ウォンビン様から、です。」

あーこれはもうだめだ。
諦めて事情を伝え、翌日の再配達をお願いして
電話を切ることになりました。

電話は切ったけれど、さて、その荷物って一体。
ウォンビンからではない、ということだけが確かな情報。
と・・・モヤモヤしているうちに夜になってしまいました。
仕事から戻った夫に一通りその話をしたら、

「・・・うーんなんやろなー、もしかして何か自分で送ったりしたとか?」

・・・があああああん!!!
まったく、その通りだったのです。
冷蔵庫の中身で処分出来なかった大事なものを詰めて、
小さな段ボールをひとつ送っていたのでした。
もちろん引越しの日にち指定で送っていましたが、
きっと配達の方が間違えて前日に来てしまったのでしょう。

しかし、こんなことを忘れちゃうだなんて・・・
私よっぽど疲れてるのね、はぁ〜!!
でも、のこる疑問がひとつ。
じゃあじゃあ、ウォンビン様・・・って、何?

と、すかさず夫に聞くと、

「多分、”ご本人様”って言ってはったんやろ・・・」

ウォンビン。
ゴホンニン。

!!!!

更けゆく春の夜。
全てが明らかになった引越し前夜、
おかげでしっかり熟睡できたのでした。

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by cherry_icecream | 2009-04-03 12:50 | イラスト


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