前回、ものすごい勢いで「地中美術館」のことを細かく書いてしまいました。
時を経て書きながら、「あ〜私、楽しかったんだァ」と自分を客観視です。 さて、直島のお昼ご飯は(・・・と、突然食べ物の話)、 ベネッセハウスにて頂きました。 ベネッセハウス、こちらも安藤忠雄設計です。 作品展示が見られる(ベネッセハウス設計過程なども見られて楽しい)美術館と、 宿泊施設とが一緒になったところで、直島アートプロジェクトのいわば中核になるところ。 外国の方の姿も大変多かったです。 海を臨む。 あ〜もう、 ゴロンしたいなあ〜 木漏れ日のきれいな、 大きな木の下で。 あ〜もう、 ゴロンしたいな〜 レストランでは海の見える窓辺へ案内してもらえて、 地元でとれる野菜を沢山つかった、シーザーサラダランチを 頂きました。 このボウルがまた すごく大きくて、 その大きさ・洗面器級! 生野菜だから・・・と たかをくくって食べ始めましたが、 全然、全然減らないのです。 でも飽きずにずっと美味しい。 野菜だけではなく、 卵もベーコンもチーズも 全部がちゃんと美味しくて、 窓の外の海がまぶしくて、 あ〜もう、ゴロンしたいな〜。 一体どれだけ横になりたいんだろう私は・・・と思いつつ、 ベネッセハウスを見学です。 地中美術館もそうですが、この島は全体的に「みせる規模」が とっても大きくていらっしゃる。 展示がゆったりとしていて、それは空間を含めてひとつの作品だから・・・ ということなのかもしれませんが、 「それにしても、こんなに大きなガラスのドアを開けたのは生涯初めてだ!」 ・・・というくらい重く巨大なドアの向こうの作品に、 ちゃんと近づいて作品を見ることができたりするのは、 なんだかとっても嬉しいものでした。 場所を移して、島の別の地区へ。 移動は、「すなおくん」という愛らしい名の巡回バス。 海沿いの高台をグルリと回り、民家の集まった「本村地区」へとやってきました。 こちらは「家プロジェクト」といって、アートへの取り組み方のひとつとして ある種、独立した形を持っています。 住宅の中にアートが点在し、また、民家の中(だから、ごく普通の住まい)や 縁側などがそれぞれ小さなギャラリーになっていたり、 なんというか・・・これまた不思議な世界! 町の人は、それぞれの作家の人に詳しく丁寧に説明してくれたり、 自分たちの日常の中に日々やってくる多くの観光客に対しても、 とても感じよく接してくれるのです。 アートを抱えて違う形へと開発されてゆく経緯の中では、 それはきっといろんな意見もあったでしょうと思います。 それを大きく包み込んで今の直島がある・・・ その島の人々の気持ちが一番素晴らしいなあと思うのでした。
by cherry_icecream
| 2009-05-22 17:37
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